reiko-mom-arch’s blog

子育て、フィリピンの生活、旅行、デザイン、建築、作品などをつづります。

脱☆アットホーム・マム計画

タイトルは「アットホーム・ダッド」、15年前に阿部寛さん・篠原涼子さんが出てたドラマから。家事育児は女がやるものだと決めつけていたパパが、主夫することになって家事育児に奮闘する物語。2000年代は私の姉が子育てしていた時代で、当時は仕事も家事育児も担う「イクメン」も珍しかった。今では、保育園の運動会や送迎にパパが来るのが当たり前。来ないと、「あれ?〇〇くんのパパはなんで来ないの?」と言われるくらい、パパも育児やってます。仕事行くパパがママチャリに子供を乗せてる姿、カッコいいです。家庭があるのに家事育児やらずに仕事ばかりしてる人って、1つのことしかできない人で、むしろカッコ悪い。

 

仕事を辞めて駐在妻・専業主婦2年目に突入しました。こっちに来た時には働く気満々だったのですが、駐在妻の労働ビザ取得が難しかったり、幼稚園が9時15時と短めで、育児で忙しかったり、なかなか働きに出れません。ポーッと過ごしてるとアッと言う間に3年くらい経ちそうなので、常に「脱☆アットホーム・マム計画」、家を守る主婦から、家事育児だけでなく外に出て仕事しよう計画。社会復帰のためにあれこれ実行してます。

 

・図面トレース

建築図面の本買って、とりあえず建具や詳細図、間取りのトレース。写経に近いものがあるけど、頭が建築モードになれていい。

 

・旅

妊娠発覚と同時に、安定期から妊娠後期にかけて隔週でフィリピン国内旅行しました。少しずつブログでアップしてきます〜。

 

・ブログ

考えて文章書く練習と、何かしら自分にタスクを与えるため。たまにお絵描きして手の訓練。

 

・日本の保活

本当はフィリピンでの再就職をしたいところ。でも縛りがあるから、来年度ねえねの小学校入学に合わせてマムと子供3人と日本に帰ることも検討中。

 

乳幼児3人世話しながらやれることは限られてるけど、立ち止まらずにコツコツやっていこうと思います☆

フォスター が フィリピンに 建てる〜!

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世界の大建築家、ノーマン・フォスター(英国)の建築物がフィリピンにできるそうです!他のアジア国ではふーん 程度かもしれませんが、フィリピンではすごいこと!フィリピンは外国人デザイナーに厳しい国らしくて、海外設計事務所が設計した建物はかなりレアだそうです。フィリピン人パートナーと事務所を立ち上げて現地法人化するとか、地元の設計事務所もしくはゼネコンとJVするとか、基本的にはフィリピン人の建築家でないと審査が厳しいらしいそうです。

 

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場所はマカティの端、BGCにかなり近い。アヤラ通りを走ると、フォスターのかっこいい工事用看板が目立ちます。建物は、SMDCというフィリピンの大手開発業者が手がけるレジデンスのようです。フィリピンならではの気候を分析してデザインされたものなのだとか。フォスター事務所ならではの、エコロジカルシステムなデザインだそうです。各住戸は柱がなく、二重スラブを採用しており、オーナーの好きな間取りを作れる。参照ウェブサイト→https://smdc.com/smdc-news-events/architecture-norman-foster-design-future

 

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BGCからみえるマカティの街並み。まだフォスター事務所のポートフォリオには発表されていない。着工は2020年、まだまだ先じゃん!ここにどんなデザインのスカイスクレーパーができるのか、楽しみです。

ほんとうに、つよい子

夕方の出来事。梅雨時期に晴れたマニラにて。ねえねとナオがスベリ台で遊びたいと外に出ました。スベリ台の上には外国人の男の子、7,8歳の2人組がいて、うちの子が階段を上ると、手をパーにして突き返そうとする。英語で「ここは俺らの場所だ」みたいなことを言ってきたので、ねえねは英語で「貸して、シェアしましょう」と言い返す。ナオが滑ろうとすると、彼らはスベリ台を登ってきたり、なにかと妨害する。

ねえねもナオも最初はふつうに言い返していたけれど、彼らがあまりにしつこいので、目くじら立てて「no! don't touch!」と怒る。すると彼らの妨害はエスカレート。ベロベロバ〜っしながらうちの子を追いかけ回し、ファイティングポーズ。7歳くらいの男の子の前で、3歳のナオは果敢にも「アンパンチ!」と叫びながら右左右パンチを連発!彼らにはあっさりとかわされてしまう。

彼らがヨーヨーみたいなのを投げつけようとしたので、暴力はダメと私が口で止めた。でも彼らは一歩も引かない。近くにお母さんらしき人がいたけど、彼女たちは知らんぷり。

うちの子たちは泣いたら負け、逃げるのも嫌だ、と闘い続けようとするが…3歳&5歳女子vs7,8歳男子。怪我されたくないので子供たちを家に連れて帰りました。

 

家の玄関について開口一番に、「ゆるせない!あそこはみんなの場所よ!ねえね、つよくなってやる!」「だいっきらい!ナオはおっきくなって、つよくなる!」子供たちは悔しくてたまらず、思いっきり足をあげて床ドシドシ踏む。

パパが帰ってきて、一緒にシャワーを浴びて冷静になった子供たち。夕食の席で、パパに今日あったことを話しました。

「ねえねはね、第1ステップとして英語で優しめに口で伝えたんだけど、相手が全然ゆずっててくれなくて、怒って言ったの!それでもわかってくれなかった。あの子たちはビッグベイビーだよ!体が大きいだけ、心は赤ちゃんなのよ。

わたし、決めた!空手やって強くなる!ごはん食べておっきくなる!」両手をクロスしてポーズをとると、お茶わんのごはんをかけこむ。「でね、日本語教えて、日本語で『ごめんなさい』言わせるんだから!」

 

子供たちは暴力振るわずにスベリ台を使える方法も考えていました。ケーキをスベリ台の下に置いて、彼らが気を取られている間に、ねえねたちが滑りまくる、とか。いろんなアイディアを練っていました。

 

子供たち、いつのまにこんなに強くなったんだろう。ついこの間まで、おもちゃ貸して〜とママに泣きついてきていたのに。わたしが何より感動したことは、意地悪されたことを悲しんだり相手を恨むのではなくて、「どうしたらスベリ台を使えるようになるのか。どうやって間違った相手を説きふせれるのか」を第一に考えたこと。不屈の精神。相手に勝つためには、自分たちが成長するんだという心意気。あなたたち、ほんとうにつよい子だ!ねえねの論理的思考にも感心しました。問題発生→作戦練る→考えがベストなものか再考する→行動する。素晴らしい!

「空手を習い始めるわ!」というねえねとナオのために、母は空手教室の体験レッスンを予約しました。みんなで空手教室に行ってきます☆次会うときには、アンパンチだけでなく色んなパンチをおみまいするぜ。

嬉しい日本のお土産

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主人の友人から日本のお土産。出産祝いも、と沢山いただきました。私のリクエスト、ユーハイムのバームクーヘンと崎陽軒のシュウマイ!ひよこ饅頭とスープカレー。どれもマニラでは手に入らないものに、感動しました。

マニラには日本のお店が多く出店しており、ラーメン店は多いし、お菓子屋では辻利や東京チーズファクトリー、Royceはモールにあります。そのほかに、たい焼き屋や和菓子屋もあるんですが…バームクーヘンのお店がどこにもない!元スペイン植民地だけあって、エッグタルトやチーズケーキ、ほかにはアイスクリームのお店は見かけるのですが、ドイツ菓子屋さんがない。ユーハイムのバームクーヘンは、ここマニラでは宝石をいただくよりも、私にとってはずーっとありがたいです☆

いつかマニラにも、ユーハイムのようなドイツ菓子屋さんがきてほしい。

Eat Me! マンゴーハリーねずみ

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フィリピンといえばコレ!絶対に美味しい、しかも安い!小さいので1個100円くらい。たまに酸っぱいのがあるのでお気をつけください。スーパーでは「どれが美味しい?甘い?」と店員さんに聞いてから買いましょう。

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ぎょう虫検査

夜、ねえねが肛門かゆくて眠れない…。もしや、ぎょう虫?日本ではぎょう虫検査しないけれど、3年前までは保育園でもしてた。陽性の子はあまり聞かないけれど…フィリピンだし、まさかポピュラー?

翌朝、メイドさんにぎょう虫の事を聞くと、こっちでは半年に1回は検査してるらしい!

 

そうだ、セントルーク病院の皮膚科に行こう!小児科担当医に皮膚科の先生を紹介してもらい、幼稚園のお見送り→園の保護者会に参加→ねえねとナオを早退させて病院へ。

 

皮膚科先生の診察室で受診したのち、病理室(pathology)に移動して、ぎょう虫検査は検便とシールの検査。これがシール検査キット。英語は3M scotch test。名前どおりの見た目。プレパラートにセロハンテープ貼っただけじゃん!

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日本の検査キットはうまくデザインされてますよねー。1日目2日目用に両面シールセロハンシートで、小学生が持って帰っても壊れないように、丈夫かつ安全。ガラスのプレパラートじゃ壊れそうだよー。

キットをもらって帰ろうとしたら、病理医から一言。検便は1時間以内に採取したフレッシュなのを提出、シールは朝4時に病院に来て病理医が採取しますって…。無理でしょ!採尿ならともかく、うんちはすぐに出ませんって!シールも無理!子供を連れて朝4時に病院に来る、大人でもできませんって!

マム、交渉がんばりました。持ち帰って、うんちを採取後すぐに提出する、シールでの採取は自宅でマムがやれる!というか、簡単なんだから誰でもシール検査できるじゃん!

てな訳で、ナオがうんちしたら病院に届け、次にねえねがうんちしたら病院に届けて。合間合間に、ベビーの授乳をしに帰宅。幼稚園と病院と自宅を往復してたら、あっという間に夜。すごく疲れた1日でした。

 

皮膚科では、ついでに全身の肌もみてもらいました。ねえねもナオも、生まれつき肌が弱くて、こっちでもシャワーあがりに処方された保湿クリームや炎症用を薬しっかり塗ってたけど、それでも肌が乾燥でカサカサ、かゆかゆ。ナオは半年近く水イボが出たり消えたりしてた。アトピー認定されて、aveneの高〜いクレンジングと保湿クリームを買わされました涙

 

セントルーク病院では、日本のように診察科ごとに分かれてません。大病院は、貸しオフィスのようなもの。個人の医師に診察室のほかに、看護師や技術者、手術室などの設備を貸しています。開業医はセントルーク病院専属ではなくて、マカティなどいくつかの病院で診察部屋と病院設備を借りています。たとえば6階の部屋番号640には皮膚科の先生と小児科の先生がいて、お隣には産婦人科の先生がいて…、まさにレンタルオフィス

事前に先生と診察時間を確認して、予約していかないと、納得のいく診察が受けれません。フィリピンの病院のメリットとしては、指名制なところ。いいお医者さんを見つけたら、時間をかけて診察してくれます。

 

子供が3人いると、検診のほかに、誰かしら不調を訴え、ほぼ毎日セントルーク病院に行ってます涙。おかげで、薬品名、医療英語も覚えてきた。大病院での先生の見つけ方、外来予約方法も習得。セントルーク ではjapanese help desk通せば外来予約から通訳までやってくれるのですが、電話でやりとりして希望の医者が見つかるまで時間がかかる。主人の会社が海外保険に入ってないので、手数料が3000円強かかる。色々と勿体無いので、マム自身がやっちゃう。japanese help deskで働けそうな自信がつくほど、病院に慣れました。

Eat Me! ランブータン ひつじ

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毒々しいピンク紫色と緑のボーボーの毛が生えた球。限りなく怪しく、手に取る気にならない物体。触った感触は、もわもわした毛がくすぐったく、ピンク紫色の皮はライチのような少し厚くて固めの殻です。

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勇気を出して割ると、なんとまあ。ライチのようなツルンとした美白の実が出てきます。味も香りもライチに似て、甘くて美味!!香りと甘みはライチより薄め。勇気を出してトライする価値あります!

 

スーパーにはあまり売ってませんが、マーケットやホテルのフルーツに出てきます。旬はいつなんだろう…。マニラでは雨季にあたる8月下旬にスーパーで見つけました。1キロ約300円。安い。