reiko-mom-arch’s blog

子育て、フィリピンの生活、旅行、デザイン、建築、作品などをつづります。

ぎょう虫検査

夜、ねえねが肛門かゆくて眠れない…。もしや、ぎょう虫?日本ではぎょう虫検査しないけれど、3年前までは保育園でもしてた。陽性の子はあまり聞かないけれど…フィリピンだし、まさかポピュラー?

翌朝、メイドさんにぎょう虫の事を聞くと、こっちでは半年に1回は検査してるらしい!

 

そうだ、セントルーク病院の皮膚科に行こう!小児科担当医に皮膚科の先生を紹介してもらい、幼稚園のお見送り→園の保護者会に参加→ねえねとナオを早退させて病院へ。

 

皮膚科先生の診察室で受診したのち、病理室(pathology)に移動して、ぎょう虫検査は検便とシールの検査。これがシール検査キット。英語は3M scotch test。名前どおりの見た目。プレパラートにセロハンテープ貼っただけじゃん!

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日本の検査キットはうまくデザインされてますよねー。1日目2日目用に両面シールセロハンシートで、小学生が持って帰っても壊れないように、丈夫かつ安全。ガラスのプレパラートじゃ壊れそうだよー。

キットをもらって帰ろうとしたら、病理医から一言。検便は1時間以内に採取したフレッシュなのを提出、シールは朝4時に病院に来て病理医が採取しますって…。無理でしょ!採尿ならともかく、うんちはすぐに出ませんって!シールも無理!子供を連れて朝4時に病院に来る、大人でもできませんって!

マム、交渉がんばりました。持ち帰って、うんちを採取後すぐに提出する、シールでの採取は自宅でマムがやれる!というか、簡単なんだから誰でもシール検査できるじゃん!

てな訳で、ナオがうんちしたら病院に届け、次にねえねがうんちしたら病院に届けて。合間合間に、ベビーの授乳をしに帰宅。幼稚園と病院と自宅を往復してたら、あっという間に夜。すごく疲れた1日でした。

 

皮膚科では、ついでに全身の肌もみてもらいました。ねえねもナオも、生まれつき肌が弱くて、こっちでもシャワーあがりに処方された保湿クリームや炎症用を薬しっかり塗ってたけど、それでも肌が乾燥でカサカサ、かゆかゆ。ナオは半年近く水イボが出たり消えたりしてた。アトピー認定されて、aveneの高〜いクレンジングと保湿クリームを買わされました涙

 

セントルーク病院では、日本のように診察科ごとに分かれてません。大病院は、貸しオフィスのようなもの。個人の医師に診察室のほかに、看護師や技術者、手術室などの設備を貸しています。開業医はセントルーク病院専属ではなくて、マカティなどいくつかの病院で診察部屋と病院設備を借りています。たとえば6階の部屋番号640には皮膚科の先生と小児科の先生がいて、お隣には産婦人科の先生がいて…、まさにレンタルオフィス

事前に先生と診察時間を確認して、予約していかないと、納得のいく診察が受けれません。フィリピンの病院のメリットとしては、指名制なところ。いいお医者さんを見つけたら、時間をかけて診察してくれます。

 

子供が3人いると、検診のほかに、誰かしら不調を訴え、ほぼ毎日セントルーク病院に行ってます涙。おかげで、薬品名、医療英語も覚えてきた。大病院での先生の見つけ方、外来予約方法も習得。セントルーク ではjapanese help desk通せば外来予約から通訳までやってくれるのですが、電話でやりとりして希望の医者が見つかるまで時間がかかる。主人の会社が海外保険に入ってないので、手数料が3000円強かかる。色々と勿体無いので、マム自身がやっちゃう。japanese help deskで働けそうな自信がつくほど、病院に慣れました。