reiko-mom-arch’s blog

子育て、フィリピンの生活、旅行、デザイン、建築、作品などをつづります。

マニラ近郊の火山が噴火

1/12よりマニラ近郊にあるタール火山が活発化し、13日に噴火しました。国内はパニック状態。

最新のニュースは、CNNフィリピンの他、Twitterやインスタでも入手可能です。画像による確認はいいけれども、なかには誤った注意喚起もあるので、CNNやNHKニュースも確認されると良いかと思います。

 

|報道

・フィリピン火山地震研究所では噴火警戒レベルを4(5段階中)に引き上げ。16000人が避難。数日中に大爆発が起こる恐れがあり。

(参照、CNN philippines  https://cnnphilippines.com/news/2020/1/13/donations-for-taal-evacuees.html

NHKニュースhttps://www.google.co.jp/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20200112/amp/k10012243531000.html )

 

|近況

・BGCでは12日夜は可視レベルに降灰していたが、13日現在は落ち着いている。我が家のバルコニーにも薄ら灰が積もっています。f:id:reiko-mom-arch:20200114003510j:image

・13日、14日、マニラ市内は休校発令。市内ではオフィス休業のところもあるが、通常営業も多いらしい。13日現在、マニラ市内のモールやショップ、デリバリーは営業している模様。車や人通りは少ない。

写真はショッピングモールの玄関。車寄せには車が来ており、営業していることがわかる。前面道路には人・車がない。いつもは車が渋滞し人通りもあるのだが、今日は少ない。

f:id:reiko-mom-arch:20200114003527j:image

 

 

|注意喚起

・外出する際はマスク、メガネ/ゴーグル、長袖長ズボンを着用し火山灰の露出を避ける

・火山灰による視界不良、スリップや機械(車など)の不具合のリスクを考慮してゆとりをもったスケジュールで行動する

・避難指示についての情報収集をする

・外気を取り込まない

 

エアコンを付けないとの注意喚起もありますが、現段階マニラ市内の降灰レベルでは室外機付きのエアコンはまだ大丈夫と思われます。エアコンの室外機は外気を取り込むものではありません。基本的に熱交換目的としています。

エアコンを付けないで自然換気するのは やめた方がいいです。人やパソコンなど精密機器や家電への被害が心配。

レアケースですが、室外機付きエアコンの中には酸素を取り入れるために換気機能が付いたものもあるので、そういった機種をお持ちの方は運転モードにご注意ください。フィリピンの小さな壁付きエアコンのなかには、一般的な据え置き室外機のかわりに、外壁に換気扇みたいな小さいのがついた外気取り入れタイプもあるようです。そのタイプの場合は、運転させちゃだめです。

車のエアコンは、外気導入モードは避けたほうがよさそうですね。

内閣府がまとめた報告書によれば、最大降灰量20mm(2cm)まではエアコンを回しても大丈夫だとの検証結果が報告されています。

(参照、「降灰が与える影響の被害想定項目について」、大規模噴火時の広域降灰対策検討ワーキンググループ pdf21ページ「設備」

http://www.bousai.go.jp/kazan/kouikikouhaiworking/pdf/20180911siryo3.pdf )

 

まだ活発化している火山活動からは目が離せません。