センスのいいジェラート屋さん
センスが良くてサッパリしたアイスが食べたくて、BGCのジェラート屋さんVITOに息子と行ってきました。
ジェラートならではのとろけ具合、食感と素材の味はしっかり出てて美味しい。それでいて後味がサッパリしています。インテリアは、新宿ルミネや丸の内にありそうな、オシャレできめ細やかなデザインで、小さな店舗の中でスケール感が程よくまとまっていて居心地がいい。フィリピンにしては珍しい〜と思っていたら、日本のお店でした。https://vitojapan.jp/aboutvito/ 中目黒、新宿、渋谷に支店があるようです。
場所はBurgos Circle、スーパーのRobinsonの右隣のビル1階にあります。
フレーバーはけっこうあります。私と息子が頼んだのはトリプル180ペソ(380円)、イチゴ・ミルク・ホワイトピーチ。ミルクは不二家のミルキー味であまーいけれど甘ったるさは残りません。(フィリピンで売ってるアイスは、練乳たっぷりで あと味が喉に残ってノドが乾きます。水がないと辛い。)イチゴもピーチも、フルーツ食べてるみたいに爽やかな甘さ。
メニューはホットケーキやクレープもあります。コーヒーもこだわり焙煎らしいです。今度試してみようっと。
店舗は推定40平米+2階席。空間のバランス感が良いです。エントランスは奥行き浅めに吹抜けを設けること、ほどいい開放感と明るさ。吹抜けには鳥かごみたいなカサに電球を吊るしてて可愛いです。2階床を支える梁の高さに合わせて天井高さを揃えていて、壁から天井に門型の木製ルーバー。床スラブ、梁は黒色。カウンター部は深い青色。カウンターは人工大理石、床は大理石風の白タイル。壁は薄いグレーでスタッコ調にコテの後を残した左官塗りで、いい感じのムラが出ています。室内側の柱部はオレンジ色で、建物外観のオレンジ色と揃えています。外と内の色を同じとすることで室内外の空間が連続している印象があります。テーブルは斑目が大きい石風の天板に、イスは真鍮色のフレームの背もたれと脚にスエード調のファブリック座面。アクセントに赤色チェアや観葉植物の緑を差し色で入れています。
座席の作り方が可愛い。背もたれがフレーム系とファブリックの面系の組合せとしてます。座面の色は黒だったり薄グレーや渋緑色なんですが、脚の色を統一することでしっくりきます。スポットライトが不均質なので、バックの黒板が絵になります。(黒板のところを均質照明にしたら学校っぽさが強く出ちゃって絵にならない。)
露出天井で照明機器も黒色にしているけれども、黒色メッシュパネルにすることで品良く整ってます。メッシュパネルはヨーロッパでよく見る手法なんですが、なんでよく使うんだろう?ボード仕上げよりは天井が高く感じられます。
味も空閑もセンスのいいジェラート屋さんVITO、ブログ書いていたら、また行きたくなりました。