reiko-mom-arch’s blog

子育て、フィリピンの生活、旅行、デザイン、建築、作品などをつづります。

カーペット選び(2)〜子育て世帯

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6年前に個人で請け負った初仕事、実家の改修。写真はリビングです。結婚生活2年目に1人目が生まれると同時、主人が単身赴任生活がスタート。母子で実家に移り住みました。ベビーと長時間過ごすリビングは基本床生活。大きめのカーペットで、フローリングに合わせて落ち着いた優しい色合いで、触り心地の良いファブリックを選びたいです。日本では、ジョイントマットやParklonのマットをリビングでは使いたくありません。春夏秋冬のある日本では、夏はサラッと冬は温かみが欲しい。ベビーがいるからカーペットの衣替えは面倒。そこで塩ビやPE系素材よりも繊維素材のなかで、手触りが良くてメンテナンスも楽で一年中使えるものを探しました。うちで採用したのはこちら↓

 

リフォーム時のテーマカラーが木と緑だったので、カーペットにもベースカラーのアース色がいいなと。私のオススメはTOLIタイルカーペット。こちらは2013年に購入したもの。大きなカーペットでは子供の飲みこぼしやウンチがかかるたびに洗うのは大変💦ミルクやジュース、おしっこやウンチ、何度こぼされたことか。タイルカーペットなら汚れたところだけを取り外して、洗面台で丸洗いできるので楽です。タイル1枚あたり50×50cmとジョイントマットに比べると大きめです。

裏面は床に跡を残さない、吸着加工がされており、フローリングの上に置くだけで、ほぼ横ズレしません。今のところ5年使っていますが、洗っても裏面の吸着は取れてません。

様々なカーペットメーカーにあたってこちらを選びました。購入前にメーカーからサンプル取寄せて、機能性のほかに色合いや手触りをみて、じっくりと考えました。掃除しやすくて、夏でもさらっとした、毛足が短いループパイル生地の、TOLIスクエア2300キヨラにしました。この商品は、工務店のほか楽天Amazonで10枚以上から購入できます。我が家は、はじめ4×4=16枚、あとから10枚追加購入しました。子供がねんね→ハイハイ→歩きだしてからは敷く範囲を広げたくなりました。あとからサイズを変えられるのもタイルカーペットの良さ。私の姉もこのカーペットが気に入ったようで、部屋全面敷き。

人間の本能でしょうか。貼られるものは剥がしたくなる。ねえねもナオも何度もカーペットをペロンとはがしてポイします。そこそこ重いんだけど。そのたびに私が付け直していますが、端部はさほど痛みません。これがジョイントマットだったらと思うと…パズル形状だったら今頃は耳が無残な姿になっていたでしょう。

子供用のプレイマットは色がどぎつかったり、リビングの雰囲気に合わなかったり。カーペットは面積が大きいので、視覚的にリビングの印象を決めてしまいます。子供がいるからと諦めずに、インテリアに合わせて、こだわって選ぶと気持ちがいいです💕