reiko-mom-arch’s blog

子育て、フィリピンの生活、旅行、デザイン、建築、作品などをつづります。

ダンボールで建物つくり

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姉が船便で日本のものをLサイズダンボール箱に詰めて送ってくれました。いい素材が手に入ったと喜ぶ、ねえね。子供たちから基地が欲しいとの依頼を受けて、私ひさびさに設計作業しました。わたしが図面を描いてたら、子供達はどんなのになるの♪とワクワクしてて可愛かった。昨夜子供達を寝かしつけた後に、旦那の施工協力を得て完成させました。今朝、完成品を見てお施主様からの感想「基地にはオープンすぎるね。カフェにしましょう」。ごもっともです。

 

設計にあたり目指したのは、無駄な端材を出さず、なるべくカット数も少なく、それでいて大きめで壊れにくく、シュッとしたデザイン。せっかくなので、色んな角度からの写真を載せます。※宛名などを白点・白線で写真修正しています。

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コーナー窓と、飛び出したカウンターがポイントです。室内を明るくするために、屋根は三角形の頂点をカットしたデザインとし、天窓にしました。屋根を台形にすることで、小屋の野暮ったさが軽減してると思われます。ダンボール側面に貼ってあった領収書入れのビニール袋も残しときました。天井を見上げた写真↓

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室内から窓を見た景色↓

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元のダンボールの大きさ↓バリックバヤンの一番大きい、Lサイズです。バリックバヤンについては後ほど。

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この大きさのダンボール1箱で、5歳児が遊べるくらいの大きさの建物ができちゃいました☆製作者側はできに満足。綺麗なダンボールと時間があれば、もっといいのができたと思う。でも、子供が遊んで壊すには十分。さぁ、遊んでくれ!

 

 

 

参考までに作り方。

大きなポイントは2つ。1つ目、数字を揃えること。ドア部開口の大きさとカウンターサイズを同じにしています。開口幅や三角屋根の斜線をダンボールの耳の長さと同じにしました。またドアや窓の配置や上端部のラインを揃えると、空間がまとまります。2つ目、建物全体をしっかりさせること。そのためにはコーナーを留めること。コーナー窓のサイズは安定するギリギリの大きさをとり、コーナー窓から飛び出したカウンターの支えはしっかりめにつくります。

より詳細を知りたい方は設計メモをご解読ください↓

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