reiko-mom-arch’s blog

子育て、フィリピンの生活、旅行、デザイン、建築、作品などをつづります。

フィリピンで訪れるべき場所(1)〜Tahanan Bistro in Antipolo(1)

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Tahanan Bistro

私がフィリピンのなかで1番最高だと思う場所です。ここに巡り会えた時、心からフィリピンに来てよかったと思えた、特別美味な空間です。

 

Antipolo アンティポロ、マニラから車で1時間ほどに位置する、家具職人であり彫刻家でもあるBenji Reyes氏の元自邸。現在は娘さんと息子産が経営・料理するレストランです。

家具・彫刻への情熱と繊細さ、センス、すべてをそのまま住宅作品という巨大な家具に創り上げた、とても居心地よく、楽園のように美しい空間です。

 

 

 

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アンティポロの市内中心部。フィリピンでよく見かける街並みです。大通り沿いには平屋か2、3階建のコンクリートブロックやトタンの建物がひしめき合うように建ち並ぶ。ケータイやファストフード店の看板が、デカデカ建物にベタッと貼られてた店や家。道路には車のほか、ジプニーという派手な乗合いタクシーバスや、トライシクルというサイドカー付きのバイクタクシーが排気ガスをあげながら走っていきます。

 

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中心部から丘の方に上がると、地形に合わせて曲がりくねった道沿いに樹々に囲まれた住宅街が見えてきます。

上に行くほど、一軒あたりの敷地が大きくなり、道からは木や柵で敷地内の様子が見えない…。

 

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こちらがレストラン!入口!?

看板もメニューも出ていなくて、門も閉まったまま。レストランなの?場所あってるの?どうやって入るの?ホントわかりません!

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中低が道沿いに植えられ、曲面板張り塀が続いています。この板はウッドデッキ用木材のように硬そうなのですが、板の面がうねうねと曲げられ、リズムありそうでランダムな目隠し張り…板塀だけでもこだわりが強い!門の脇には、ドラム缶のようにどでかい円柱の塊がどーんと置かれ、板張りのドアには鋳鉄製の太陽くん(?)のむすっとしたお顔。ドア前に吊り下げられた鎖を引くと、中から人が出てきました!名前と予約した旨を告げると、ニコッとして通してくれました。ここに入れるまでめっちゃドキドキしました。